AO入試

指定校推薦の校内選考に落ちたらどうする?AO受験もアリ?

指定校推薦に落ちたらどうすればいい?

指定校推薦の校内選考に落ちてしまったけど、これからどうすればいいの?

ライバルが強そうで校内選考に受かりそうにない…

このような悩みや不安を抱えている方もいると思います。

そこで、この記事では、「指定校推薦の校内選考に落ちたらどうすればいいのか」について解説していきます。

もっちゃん
もっちゃん
阪大のAO入試に合格し、個別塾で指定校推薦や公募推薦のサポートをしていた私が、丁寧に解説しています。

最後まで読んでいただければ、無事大学に合格する方法が分かりますので、ぜひご覧ください。

指定校推薦の校内選考に落ちたらどうする?

指定校推薦の校内選考に落ちた時、または落ちそうならば、以下の3つの対処法があります。

それぞれについて詳しく解説していきますので、無事大学に合格できるか不安な方はぜひご覧ください。

別の大学の指定校推薦を利用する

1つ目の方法は、別の大学の指定校推薦を利用することです。

新たに勉強をする必要がありませんし、早めに大学受験を終わらせることができます。

ただ、デメリットとして、もし同じ指定校推薦の枠を狙っている人がいれば、また校内選考で落ちてしまう可能性もあります。

また、別の大学の指定校推薦の枠があったとしても、行きたくない学部や学科であれば入学後に後悔してしまうでしょう。

興味のあることや大学で取り組みたいことを振り返りながら、慎重に判断する必要があります。

一般入試に向けて勉強し直す

2つ目の方法は、一般入試に向けて勉強し直すことです。

自分の力で確かな学力を身につけることができますし、精神力も鍛えられるはずです。

ただ、一般入試に切り替えるとなると、相応の努力が必要となります。

特に、「勉強より部活動や課外活動の方に力を入れてきた!」という生徒さんや、そもそも筆記試験の勉強をしてこなかった生徒さんは、今から挽回するのはかなり厳しいでしょう。

もっちゃん
もっちゃん
そのようなケースでは、結局志望校に合格できず、数ランク下の滑り止め用の大学に行かざるを得ないことがほとんどです。

ですので、指定校推薦に落ちたり、落ちそうな感じがする場合は、筆記試験を使わない入試方式を利用した方が、志望校に合格する可能性は上がるでしょう。

それが、次に紹介する総合型選抜(旧AO入試)や公募推薦です。

総合型選抜(旧AO入試)や公募推薦を受ける

3つ目の方法は、総合型選抜(旧AO入試)や公募推薦を受けることです。

総合型選抜(旧AO入試)や公募推薦は、筆記試験では判断できないような「生徒さんの魅力」で合否が決まる試験です。

選考でも筆記試験以外の部分が評価されるため、学力はあまり重視されません。

どの大学も、総合型選抜(旧AO入試)や公募推薦は独自の方法で行っているため、どんなものかイメージがつかない方もいるかと思います。

そこで、まずは総合型選抜(旧AO入試)や公募推薦について簡単に解説していきたいと思います。

総合型選抜(旧AO入試)について

総合型選抜(旧AO入試)とは、書類や面接、小論文などを通じて、総合的に人物面を評価する入試方式のことです。

指定校推薦とは違って高校からの推薦が必要なく、出願条件さえ満たしていれば誰でも挑戦することができます。

また、総合型選抜(旧AO入試)では面接や小論文、志望動機などで合否が決まることが多いです。

学力を見られる選考ではないため、しっかりと準備をすれば誰にでもチャンスがあると言えるでしょう。

公募推薦について

一方で、公募推薦は、大学が求める出願条件を満たし、校長からの推薦があれば誰でも出願できる入試方式のことです。

校長からの推薦がもらえるかどうかは、定期テストの成績や部活動、課外活動などの総合評価で決まります。

公募推薦の選抜方法としては、面接や小論文による人物評価が中心ですが、大学によっては共通テストの成績が用いたり、独自の学力試験を実施したりする場合もあります。

総合型選抜(旧AO入試)と公募推薦の違いについて

次に、総合型選抜(旧AO入試)と公募推薦の違いについて解説していきます。

両方の入試方式を表にまとめましたので、比較してご覧ください。

公募推薦 総合型選抜
受験資格 校長からの推薦があれば誰でもOK 誰でもOK
試験時期 11月~ 9月~
選抜方法 調査書・口頭試問・英語・小論文・面接・学力試験 書類審査・面接・小論文・スポーツ経験など
併願の可否
メリット 課外活動などを評価してもらえる 課外活動などを評価してもらえる・ランクの高い大学に挑戦できる
デメリット 評定が悪いと厳しい 準備が大変
対策開始時期 高校1年生~ 高校2年生~高校3年生

表からも分かりますが、総合型選抜と公募推薦には、➀試験時期と②対策開始時期に大きな違いがあります。

まず、➀試験時期に関してですが、総合型選抜の方が2ヶ月ほど早い傾向にあるので、合格のチャンスが増えます。

もっちゃん
もっちゃん
チャレンジできる機会が増えるのは、純粋にお得です。

次に、②対策開始時期に関してです。

公募推薦では評定が重要視されるため、高校1年生のうちから対策をして良い成績を修めておく必要があります。

一方、総合型選抜では学力以外の部分で選考されるため、どれだけ早くても高校2年生になってから対策すれば問題ないのです。

準備はそれなりに大変ですが、志望校合格のチャンスが広がるのは総合型選抜だと言えるでしょう。

一番無難なのは総合型選抜入試(旧AO入試)を受けること

ここまで「指定校推薦の校内選考で落ちたらどうすればいいのか」について解説してきましたが、一番無難なのは総合型選抜(旧AO入試)への切り替えです。

その理由については、以下で紹介します

総合型選抜(旧AO入試)をおすすめする理由

私が総合型選抜(旧AO入試)をおすすめする理由は、大きく分けて3つあります。

学力よりも部活や課外活動が評価される

総合型選抜(旧AO入試)は学力面があまり考慮されないので、学力に自信がなくても部活動や課外活動などの実績でカバーできます。

また、面接では「志望理由」や「大学で学びたいこと」などが重要視されるので、現在の学力に囚われることなく挑戦できるのもポイントです。

もっちゃん
もっちゃん
一般入試に切り替えるとなると、残された時間や生徒さんの気持ちの面を考えるとかなり大変です。

さらに、足切りとして評定の基準を設けていない大学もあるので、評定が理由で指定校推薦に落ちた人も十分挽回できます。

対策が間に合いやすい

先ほども少し触れましたが、総合型選抜は多くの大学で学力試験がなく、面接や小論文によって合否が決まります。

これらは短期間での対策が可能なので、本番までに間に合わせることができます。

面接は聞かれることがほぼ決まっていますし、小論文も型があるので、準備さえすれば問題なく太刀打ちできるでしょう。

指定校推薦以上の大学も狙える

総合型選抜では校長の推薦が必要ないので、自由に大学を選ぶことができます。

先ほど紹介したように、面接や小論文の対策さえしっかりすれば、指定校推薦で志望していた大学よりもワンランク上の大学だって狙うことも可能です。

もっちゃん
もっちゃん
実は、私もAO入試でワンランク上の大学に合格できた1人です。

一般入試では到底合格できないようなレベルの大学だったので、穴場の入試方式だと考えています。

指定校推薦に落ちたら総合型選抜(旧AO入試)を検討しましょう!

まとめると、指定校推薦に落ちたり、今の時点で落ちそうな場合には、総合型選抜(旧AO入試)の受験をおすすめします。

志望校を数ランク落として一般入試に挑むよりかは、総合型選抜(旧AO入試)を利用した方が良い大学に入れる確率は上がります。

ただ、総合型選抜でも対策は必須なので、早急に動き出す必要があります。

私のおすすめは、総合型選抜(旧AO入試)専門の塾に通うことです。

なぜなら、小論文や面接、志望理由書の提出など、総合型選抜独特の試験対策を行うことができるからです。

大手専門塾の1つである『ルークス志塾』では、現在無料相談会が実施されているので、一度お話しを聞いてみるのも良いかもしれません。

ルークス志塾の無料相談会で総合型選抜について聞いてみる 

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